プラモデルの自作電飾に挑戦(準備編)

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徐々に増えてきた道具

大人になって再開したプラモデル作りのきっかけは、新型コロナウィルス(Covid-19)の感染拡大への対策で勤務していた会社が長期休業となり、外出も自粛しなければならないという状況の中での暇つぶしでした。せっかく作るんだから大人になった今、子供の頃にはできなかったような本気で作ってみてどこまでできるか、やってみようといった軽い感じです。

一個作って終わりかもしれない、という感じなので、本気で作ってみようとは思うものの、高い道具を買い揃えることはしませんでした。作り進めていく中で、必須と思える道具を安すぎず、ちゃんとしたもの(でも高級品ではなく)、といったグレードのものを都度買っていくことにしました。

ニッパーは古いものをかろうじて持っていたので、最初に購入したのはゲート処理のためのデザインナイフでした。その後、紙やすり、スミ入れのためのガンダムマーカー、フィニッシングのためのつや消しトップコートを購入し、一番最初に作ったのは、たったこれだけ。一応本気出してやってみようと思った結果です。(拙い第一作目はこちらw→メカコレクション 宇宙戦艦ヤマト2202)

さすがにこれでは満足できず、見栄えをよくするために塗装用具一式、ウェザリングマスターを追加購入しました。合わせ目消しのためにタミヤセメントとクランプを購入。この頃には4,500円ほどでGodHandの片刃ニッパーPN-120を買っちゃいました。やはりニッパーは基本中の基本ですから、良いものを持っておこうと思いました。4,500円ほどしたので、今自分が持っているプラモデルの道具の中では一番の高級品です。

新調したGodHandの片刃ニッパーPN-120

その後、幸運にもエアブラシを入手しましたが、それだけでは塗装できないので、必要なものは自作したりしました。(紹介記事はこちら)

一番悩んだのは、スジ彫り用のツールです。調べると真っ先に出てくるのはスジボリ堂のBMCタガネですが、いかんせん高いです。高度な職人の技術とそれに裏打ちされた信頼と実績が故の価格設定であることは理解しています。が、初心者にはハードルが高すぎます。

先の記事でも紹介しましたが、結局購入したのはBMCタガネの模倣品といった感じのもの。エングレーバーという商品名でフリマアプリで購入しました。BORDERと刻印があり、2本で3,000円しましたので、いわゆる安物ではなくそれなりの値段です。自分の中では、これでもちゃんと彫れるし問題ないと思っています。いつか自分がBMCタガネを購入できる身分になったら比較してみたいと思います。

そんなこんなで、いつの間にか道具が結構増えました。当初のポリシー、必要なものをそれなりの価格で購入する、は今も変えていませんが、中には使いにくく無駄になったものもあります。

自作の電飾に挑戦するための準備

確実にプラモデル製作技法の経験値を積んでいますが、練習・作成の絶対量が少ないので、各々の技法をマスターしているかと言われればそうではないです。加えて宇宙戦艦ヤマトのプラモデルは種類も量もそんなに潤沢ではないので、ガンプラなどで練習を積まないといけないと思っています。

ということを言っておきながら、また新たな挑戦をしたいと思い、道具を増やさなければいけなくなりましたw。今まではキット自体が電飾可能なものに対して、それを説明書通りに組み上げて光らせるといったことはやってきましたが、他のモデラ―さんがやっているような自分で凝って自分なりの電飾をしてみたいと思い始めました。

そのためには、一番重要なのはんだごてでしょう。これがなくては電気的な接合ができないのでこれは必須。先に記事にしたアンドロメダの時は、はんだごてもリード線も手元になかったので、ビニールタイ(パンの袋の口を絞ってねじねじする針金のやつ)の両端の被覆を剥がし、針金部分をねじって接合することで代用して何とかなりましたが、ちゃんとやろうと思うとやはりはんだ付けが必要です。

ビニールタイで代用するのはやめます

ここは一気に出費がかさみます。
・はんだごて :goot はんだごてセット 40W(SK11 KF-40S) : 950円
・はんだ   :goot 高密度集積基板用はんだ SD-60 : 300円ぐらい
・はんだ吸取線:goot 幅1.5mm CP-1515 : 300円ぐらい
・はんだごて台:goot ST-11 : 700円

この他にも、LEDチップ、リード線、ストリッパーを購入。ストリッパーは、リード線の絶縁被覆を剥がすための道具ですが、被覆にハサミやニッパーで切れ込みを入れておいて爪でつまんで被覆を抜き取れるので、必須かどうかは人によると思います。自分は爪が弱いので剥がれたり、切れ込みを入れる段階で芯線ごと切ってしまったりと、ストレスだったので思い切って買っちゃいました。だいたい1,400円ぐらいだったと思います。

Astro Products オートマチックワイヤーストリッパー

さらに、光ファイバーでいろいろ光らせたいので、ピンバイスとドリル刃、光ファイバーです。
・ピンバイス :タミヤ クラフトツール No.112 : 1,320円
・ドリル刃  :タミヤ 極細ドリル刃 0.5mm (ピンバイス用) : 350円ぐらい
・光ファイバー:三菱レイヨン エスカ GCK-20E (0.5φ):600円 (フリマアプリで中古)

このほかにもこまごましたものを100均などで購入しているものもあります。総額で8,000円ぐらいはかかっていると思います。ここまで揃えるからには、気合い入れて電飾にチャレンジしたいと思います。

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