コイキングの進化形 ギャラドス
イーブイで自分の合わせ目消しの実力を再確認しました。今度は塗装してどこまで消せているのかの確認です。試すのはまたもポケモンから「ポケモンプラモコレクション No.52 セレクトシリーズ」のギャラドスです。
ポケモン的に言うと、さかなポケモンのコイキングから、きょうあくポケモンのギャラドスへと進化し、何もできない最弱のコイキングからめちゃくちゃ強いギャラドスへと進化するギャップがたまらないポケモンです。当ブログは、「鯉溜まり」と名前を付けていますが、まさにこのコイキングから取ったものですww。好きなんです。
今回はパーツレベルでの接合部分の合わせ目消しのあと、塗装してみてどれぐらい消せているのかを確認したいと思います。
普通に塗装しても面白くない(?)ので、色違いにしてみたいと思います。Pokemonでは、普段登場するノーマルのポケモンとは色が異なる、「いろちがい」の設定があります。ノーマルは青が基調のギャラドスですが、色違いは赤が基調になります。そして、自分は色違いのギャラドスが好きです。赤だから。
ちなみに、コイキングのノーマルはオレンジですが、色違いは金色になります。これがまた特別感があっていい。その金色のコイキングの進化形が赤色のギャラドスです。というのもあって、赤ギャラドスが好きですww。また話が脱線しました。
調色は難しい・・・
塗装したのは、
・ 体の多くの部分を占める体表と髭 → くすんだ赤
・ 額にある角(?) → 濃い目のくすんだ赤
・ 口の中と舌 → 濃い目のくすんだ赤とピンク
・ えらの部分と背中に生えているヒレ、尻尾 → 少しグレーがかった白
であり、くちびると、腹や側面の黄色い部分は色違いになっても色が変わらないので、元のパーツの色を活かしています。あと、目は横着をして付属のシールを使いました。
このくすんだ赤が自分のイメージに近づけるのが難しかった。もっと赤かな?もっと明るいかな?などと塗料を足していくと、いつの間にか大量の塗料に膨れ上がっていました(汗)。それでもイメージした色にぴったりは合わず、妥協しています。難しいですね。
前置きはさておき、さっさと製作
前置きが長くなってしまいましたが、作るのはきっちり作りました。丁寧にゲート処理をしたうえで、接着剤による接合、乾燥後に接合面の平滑化、やすり掛け。そして最後にエアブラシ塗装です。結果をご覧ください。
背中あたりは若干、接合部の段差による合わせ目の線が確認できてしまいます。照明を反射させるようにしてみると確認できるのですが、ぱっと見は割と消えています。でもまだ甘かったですね。まだダメか・・・。ここをもっと目立たなくするには、塗装の前にサーフェイサーを吹いて表面を均一にすることでも対処の1つかな、と思います。
今回はサーフェイサーは吹いておらず、塗装の厚塗りで何とか頑張ろうとしたのですが、マンション室内でちゃんとした塗装ブースもなしでエアブラシを使ったので、家じゅうに匂いが充満してダメでした。後で脱衣場やトイレの換気扇に貼ってあるの紙フィルターを見てみると、若干赤く着色していました。それほど微細な塗料の粒子が家の中に拡散されていると思うと、やはりエアブラシを使うのはベランダかな・・・と思いました。それかちゃんとした塗装ブースを導入するか。
一方、頭頂部は左右のパーツを合わせる構造なのですが、ここは完全に消せているのではないかと思います。うまくいきました。
やはり塗装をすることで接合面の接着剤によるムラや変質をある程度は隠ぺいすることができますので、きれいに合わせ目消しができているのではないかと思います。割と満足です。
1点難を付けるとするなら、色ですかねww。もうちょっと赤く(ピンク方向に振る感じかな)、というのが自分のイメージでした。これだとちょっと茶色っぽい感じがします。
そういえば、ポンキッキに出てくるムックは、自分は完全に赤い生き物だと思っていますが、人によっては、あれは茶色だという人もいたのでびっくりしたのを覚えています。まあ、そんな感じです。(??)
まとめ
というわけで、合わせ目消しの練習として、ポケモンプラモデルのイーブイとギャラドスを使いました。少しは技術が上がるとともに理解が進んだと思います。それにしても奥が深くまだ習得すべき事はたくさんあると感じました。
合わせ目の消しの究極は、
1. 接着剤による接合
2. パテなどを使用した埋め合わせと平滑化
3. サーフェイサー
4. 塗装
までやれば完璧かな、と思います。今回は1と4を試した感じですので、まだまだ道のりは長いです。
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