1/350 宇宙戦艦ヤマト (Vol.01)

宇宙戦艦ヤマト

憧れの存在

宇宙戦艦ヤマトのプラモデル好きなら、誰しも憧れる存在、と勝手に思っていますが、2007年1月27日に発売された『1/350スケール プラモデル 宇宙戦艦ヤマト』。私も例に漏れず(?)発売当初から気になっていました。価格は税抜で45,000円、大きさ(艦体長さ)が766mmといずれも桁外れ。電飾や波動砲発射の発光・効果音、主砲やパルスレーザーの電動ギミックなど、心をくすぐられまくりの宇宙戦艦ヤマトのプラモデル最高峰の作品、と思っています。

憧れと言えばもう1つ。アシェットから発売されている「宇宙戦艦ヤマト ダイキャストギミックモデルを作る」です。定期購読すると毎週パーツが送られてきて、最終的に1/350の宇宙戦艦ヤマト2202が完成する、というもの。オリジナル版と2202版では艦体の長さの設定が異なるため、同じ1/350スケールでも2202の方が巨大になり、なんと完成したら950mmです。そしてお値段もびっくりの、完成させるためには20万円の購読費用が必要になります。これも何とか手に入れたい、、、とは思った時期もありましたが、さすがに20万円は手が出せません。

それに、おそらくですが、模型としては完成され過ぎていて拡張性があまりないのでこだわりの改造をつぎ込みたい人にとってはちょっと楽しみが少ないかもしれない、と思ってしまうのではないかと思います。宇宙戦艦ヤマトの大ファンでコレクションの1つとして楽しみたいということであれば申し分ない商品ですが、プラモデル製作を純粋に楽しみたい人にとってはちょっと別物、という感じかと思います。きっとそうだと自分に言い聞かせて、これには手を出さず、プラモデルを楽しんで作っていけばいいんだ、と納得させます。(でも、続編のアンドロメダは欲しい!!ww)

少し話がそれてしまいましたので、1/350のプラモデル版に話を戻します。

そんな憧れの存在のプラモデルに僭越ながら手を出してしまいました。購入したのは2020年11月。当時は転売などによる価格高騰はそんなに顕著ではなく、ヤフオクで35,480円で購入できました。2023年12月時点では新品の完全品は4万~5万円が相場ですので、定価以下で安く入手できたかな、と思います。

ただ、分かっていました。ヤマトのプラモデルを1個作ったぐらいで手を出していい代物ではないことは。もう少し経験を積み、技術を身に付けてから挑戦すべきものです。それでもその当時は誠心誠意、可能な限り丁寧に、持てるものすべて(大した技術は持ってないですがw)をつぎ込んで製作する、という意気込みで挑戦することにしました。

失敗作。Failure work as of now…

いきなり話がぶっ飛びますが、とりあえず完成、と自分の中で区切りをつけたのは2021年12月。購入から1年ほど経っていました。購入後すぐに製作を始めたわけではないので、実際の製作期間はもっと短いのですが、それでも8~9か月以上はかけたと思います。週末の数時間だけプラモデル作りを楽しむという感じなので、そもそも進捗が遅く時間はかかります。

製作当時は、できる限り丁寧に緻密に作ったつもりです。フォルム自体はいじったりするわけではなく、忠実に作ったのでそこに失敗の要素はあまりありません。極細パーツは変な風に曲がった癖がついていたので、熱湯につけて柔らかくし本来の形に修正したりなどの工夫はしたりして、本当に忠実に説明書通りにつくりました。

組み上げるまでは良かったと思います。が、やはり塗装などの仕上げが大失敗。そこが絶望的に練習が足りないと痛感しました。

恥を忍んで、失敗作を晒します。塗装色、ウェザリング、トップコート、いずれもイマイチです。ホント、もっと練習してからでしょ、普通。こんなすごいプラモデル作るのは…。現時点では自分でも納得がいかない明らかな失敗作なのですが、、、このままでは終わらせない、いつの日か成功作品に変えて見せる、と思っています。さすがに35,000円出してこれで終わりじゃもったいなさ過ぎるので。もっと技術を身に付けて、納得のいく作品に生まれ変わらせようと、心に決めるのでした。そのためにはもっと経験を積まないと、ですね。

極小パーツ塗装のギブアップ

どんな緻密な作業も厭わずやってきました。1/1000のキットを作ったとき艦載機塗装もそれなりにやれましたし、今回の1/350ではそれより大きいので、まぁ、写真のレベルでは塗りました。

が、キャラクターフィギュアは無理!!5mmにも満たないような極小フィギュアです。服や髪の色は何となく塗れても、胸元の矢印なんかは無理。初めてギブアップしました。これは自分の技術が上がっても塗れる気がしない。そもそも見えない…。

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