【リテイク】1/1000 宇宙戦艦ヤマト 2202 Vol.3 (ウェザリング&ディテール)

宇宙戦艦ヤマト

前回の投稿では、塗装まで紹介しました。今回は仕上げまでを書いていく予定です。

ディテールその1:失われた警戒線の復活

ウェザリングの前にやりたいことが1つ。今回のリテイクにあたっては、1回目に作成したときのトップコートを落とすところから始めましたが、その際に警戒線(黄色と赤の縞々)と喫水線のデカールは失われました。

これとこれ↓↓。

これを復活させたい!けど喫水線はさすがに無理。コンマ数ミリの単位で白線引くのは無理。ということでせめて警戒線だけでも、、、とはいえこれも相当な覚悟が必要。筆塗りでやりきる自信はないので嫌いじゃないマスキングによる塗り分けを採用。まずは極細マスキングテープを買いに行きました。1.0mmと0.7mmがあり、迷った末に0.7mmを購入。店にあった中では一番細いものでした。

早速、チマチマ作業開始。幅約1.0mmを残して周囲をマスキング。そこに黄色を塗装。その上から幅0.7mmのマスキングテープを等間隔で貼っていきます。しんどいけど、面倒くさいけど、嫌いじゃないww。ちょっと平行ずれてますけど、幅1.0mmだから少々ずれていても気にならないはず!と言い聞かせます。

その上から赤で塗装します。マスキング剥がします。この瞬間が好きなんですよね。苦労して貼ったマスキングを剥がして、徐々に塗装が姿を現してくる。期待通りの塗り分けができているのか期待感とドキドキと、そして全部取った時のジャジャーンって感じの達成感。

果たして出来栄えは。うん、気持ちいいww。うまくできたと思います。

欲を言えば、デカールと比較するともっと細かい縞模様にすべきだったでしょうかね。マスキングテープを詰めて配置することもできましたが、今回購入したのが0.7mm幅のマスキングテープで黄色と赤を同じ幅にしようとするとこれ以上は無理だったのですが。後日お店に行ったら0.4mmのマスキングテープがありました。そっちだと期待通りになったかもです。ということは、あの時迷った1.0mm幅のを買わなくてよかった。

ディテールその2:艦橋背後の展望室&探照灯

艦橋背後の球体展望室(?)の窓と探照灯の部分、基本的にはガラスのように透明なはずだと思い込んでいるので、それっぽい色で塗り分けたいな、と思います。ここは小さすぎるので筆塗りでチャレンジ。基本的には調色しない派ですが少量の塗料で大丈夫なのでそれっぽい色を作りました。蛍光グリーンと青を混ぜ、くすんだ緑色っぽい色にしています。ガラスを表現したい場合の塗装色って難しいですよね。

ガラスというか透明部分のつながりでいうと、舷側展望室の窓や測距儀なんかもそうなんじゃないかと思います。イラストなどでは水色っぽく表現されている部分なので、ガラス=水色みたいなちょっと古典的なイメージのまま水色でもよいのかもです。

ちなみに、艦橋と舷側展望室の窓は2199版では緑っぽく、2202版では水色っぽく表現されています。下のパッケージからだと分かりづらいけど。

ウェザリング

あまり芸がなくウォッシングしてみます。「宇宙船に油ダレや錆を表現するのはおかしい。真空で重力のない宇宙ではあり得ない」とする説もありますが、宇宙戦艦ヤマトは地球で海に入ったりもぐったりします。冥王星やイスカンダルでは海水だか何だかわからない液体に入ったりします。なのでいいんです。油ダレも錆もあることにするんですww。

やっぱりウォッシングをして思うことは、当初想定して塗装した色より1トーン暗くなるということ。汚すので当たり前なんですけど、ちょっと暗くなりすぎじゃないか??といつも振り返ります。

完成まであと少し、仕上げのトップコートだが、、、大失敗!

トップコートでも初めての試みをしてみました。今まではトップコートには缶スプレーを使っていました。これも缶サフと同じで噴射が強いので勢いでササーーッと素早く吹き付けなければいけないので、じっくり塗れず、部位ごとに強弱をコントロールできないので苦手でした。瓶サフでの成功体験をもとに今回は瓶のトップコートをエアブラシで吹いてみることにしました。

まぁ、水性だろうなと思うのでいろいろ調べた結果、クレオスのACRYSION(アクリジョン) N20 「つや消しクリアー」と専用うすめ液を購入し、さっそく試してみました。そして大失敗!!!

瓶サフでイメージ通りだったのでたかをくくっていました。大した下調べもせず使ってしまい、結果しっかり白化しました。全体的に白っぽく薄い白カビが生えたような。これはやり直しが必要。

そしてここから地獄が始まるのでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました